「『ウェブ』って何の略ですか?」
そう聞かれたとき、パソコンにそこそこ詳しい人なら簡単に答えるだろう。答えは「『ウェブ』は何かの略ではなく、「クモの巣」を意味する1つの英単語"web"です」となる。さらに、「"www"は"world wide web"の略だ」と教えてあげると、その人はとっても驚いた様子を見せていた。
世の中にある情報の多くは、ある特定の人にとってはなんでもない当たり前なことだけど、その他の人々にとってはおおげさに驚くに値することなんだよね。そして、情報が人から人へ伝えられてきたおかげで、人類の文明はここまで進歩してきた。それがなかったら、人類が空を飛んだりなんてことはもちろん、土器とかの簡単な道具もなかったわけだ。「情報の伝達」こそが人間の最大の長所かもしれない。
「情報社会」と呼ばれる現在では、様々な情報が飛び交うようになり、情報の伝達も一昔前とは比べ物にならないぐらい活発になってきた。だけれども、ほんとうに「必要な情報を必要な時に手に入れられる」っていうわけにはなってないよね。例えば「ハレー彗星は○月○日の○時頃、南の空に見えます。20倍ぐらいの望遠鏡が最適です」なんていう情報はインターネットに必ずあるだろうけれど、「俺は50倍の望遠鏡しか持ってないけど、これを使うより肉眼で見たほうがマシなの?」っていう疑問に答えられる情報はインターネットにはまずないだろう。あえて言うなら、「掲示板」っていうシステムがこの疑問に答えてくれるもっとも有力なツールだろう。
でも、インターネットにはもっと大きな可能性があると思うんだよね。もっと高速に、もっと多くの人で情報を「シェア」できる方法が何かあるんじゃないか。それは新しいテクノロジーなんかじゃなくて、もっと単純な「ソフトウェア」なんだと思う。そんなの作れないかなー。作りたいなー。
「NPO法人 きょうと介護保険にかかわる会」ってとこが主催する「高齢者の自立支援を考える」っていうフォーラムに行ってきました。内容を一言で言うと、「高齢者の自立を支援するための介護とはどういうものか」っていうところかな。「お世話」しすぎて高齢者の残存能力を低下させるのではなく、高齢者の自立を支援するように介護するっていうのは重要なポイントだよね。介護される人の立場で考えれば、自分でできることは自分でやりたいと思うだろう。それにこれからの超高齢社会で何かにつけて「お金がない」って叫んでる政治家や官僚の人にしたって、高齢者がちょっとでも自立してくれればそれだけかかるお金が減るだろうしね。
しかしそんなことより何より、今日一番感じたことはシルバーのパワーでした。
基調講演が終わってフォーラムに入り、司会が会場の参加者に意見を求めます。ここで例えば大学生の講義なんかだったら、みんな目を逸らしてうつむいて、シーンとしてるよね。そして社会人の学生がようやく1人手を挙げる。まあそんな感じでしょう。
ところがどっこい、今日のフォーラムではみんな手を挙げること挙げること。そしてそれまでの経験を元に、しゃべることしゃべること。パネリストへの質問とかじゃなくて、とにかく自分の経験と思いをしゃべる。これまでの話の流れなんて気にしないで、とにかく自分が言いたいことを言う。
その場では「もっと会場全体で統一の取れた議論をしようよ」なんて思っていたけれど、よくよく考えてみたらこれって大事なことかもしれない。老人力なんて本があったけど、こうしてひたすらに自分の意見を前面にだそうとする力も立派な力だと思う。最近の日本人って周りの様子ばっかり伺って、観察することばかりに長けて、自ら動こうとする力が弱まってるような気がしないかい?例えば猿回しっていう芸があるけれど、これって当然だけど猿がいないと始まらないわけだ。いくら腕のいい猿回し職人がいても、猿がいないとなんにもできない。今の日本人って猿回し職人ばっかで猿がいないような気がするんだな。今日会場に集まった人たちを猿に例えるのは非常に失礼な話だけれども、この人たちはいい意味で、自ら演じようとしてる。様子を伺ったり後ろから指示を飛ばしてるだけじゃなくて、自ら道を切り開こうとしてる。
この力、僕も持たなくちゃ。そう思わせてくれたことも、今日の収穫でした。
さんまだよサンマだよ秋刀魚だよーーー
いやー、秋っていやぁやっぱりサンマだよね。秋の魚と書いて秋刀魚だもんなあー
この時期ぷりっぷりに脂がのってて、焼いた時の香りは全身をくすぐる。毛穴が全部開いてサンマをつかもうと手がにょきにょきって出てきそうだもんね。そしていよいよ焼きあがって、お皿にもって食卓へ。「いただきまーす」って言い終わる頃にはすでに箸でほじくった断片が目の前に。垂れそうな脂といっしょにぱくっといくと、お口の中がAutumn Paradise。
なんでサンマのやつはこんなにうめえんだこんちくしょー。しかもやたらと安いし。こんなやつがいるなんて世の中はなんて不公平なんだぁ。もうこうなったらやけくそだぁ。この秋はサンマを食いまくるぜーーーっ!まってろよサンマのやろう。今年は豊漁すぎて価格が下がりすぎて漁師さんが困ってるって話だけぇども、この俺様がサンマを超高級魚にしてやるぜえぇぇ!
CDって買ったらアルバムで3000円、シングルで1000円ぐらいするよね。音楽に興味を持ち始めたころはこれがどうにも高くて手が出ませんでした。
そんな時、MDが我が家にやってきた。これは衝撃的やったね。なにせシングルCDのレンタルが1枚100円ぐらい。空のMDが5枚セットで2500円ぐらいだから、1枚当たり500円。1枚のMDに15曲入るとして、レンタル代が1500円にMD代の500円を足しても2000円。アルバムより安いし、シングルで同じだけそろえるのと比べると、もう・・・。
なーんて思いながら、いつのまにか音楽から遠ざかっているうちに時代は進んだね。
ひさしぶりにシングルを借りてきて、パソコンに保存したら必要経費はレンタル代だけ。しかもパソコンには無限に近いぐらい入るし、ほとんど音質は変わらずに圧縮できて、1枚のCDに30曲とかでも入るんだから。
でもねみなさん、著作権だけはしっかり守りましょうね。
1枚のCDができるまでには、何人もの人々が頭を悩ませ、汗を流し、ぶつかり合いながら大変な苦労重ねているんだから。その人たちのストーリーを目の当たりにしたら、気軽に友達にコピーを頼むなんてできないと思うよ。それに、違法コピーが増えれば、結局CCCDが増えたり価格が上がったり、結局ユーザーの不利になってくるだろうし。
秋になると、妙になつかしいというか、さみしいというか、そんな気持ちになる。生命力あふれる夏が終わり、世の中が静かに眠る冬がやってくるからなのか。それとも、近所の山を駈けずり回って、虫を捕まえたり、日が暮れるまで鬼ごっこをしていたり、そんな夏休みが終わってしまった寂しさが甦ってくるからなのか。とにかく、ふと立ち止まって空を見上げたり、誰もいないところで独り物思いにふけったり、そんなこと秋には多くなる。
そんな時に考えていることは、自分は自然の一部なんだろうかとか、散っていく葉っぱはどんな思いで散っていくんだろうかとか、そんなことが多い。現実の世界を離れ、夢の世界を流されているような感じ。自分で夢の世界を泳いでいるんじゃなくて、流されている。いや、流されているというより、流れに身を任せているっていうほうがいいかな。
そうしているうちに、急に何かに吸い寄せられていく。そこには自分が見落としていた何かが落ちていることが多い。それを掴んだ時、突然現実の世界への階段が見てくる。その階段を一段一段上りながら、さっきつかんだものと現実世界の接点を見つけていく。階段を上りきって現実世界に返ってきたとき、何か新しい発見がある。それは今抱えている問題を解決する手法だったり、自分の生活をより豊かにするアイディアだったり、今まで自分に足りなかった考え方だったり。それを持って家路に着くすっきりした気分が好きだ。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・・。「○○の秋」っていう言葉はいっぱいあるよね。これって秋は物事にじっくり取り組みやすい季節だからだなんじゃないかな。春は生活が一変して対応するのに精一杯だし、夏は暑すぎ、冬は寒すぎ。やっぱり何かに熱中するには秋が一番。
ちなみに今年の僕は「整理の秋」にしたいなぁ。部屋は散らかり放題だし、パソコンの中身も整理したい。たまっている仕事もいい加減片付けたいしね。
みなさんも自分の秋を探してみてはいかがですか?