さんまだよサンマだよ秋刀魚だよーーー
いやー、秋っていやぁやっぱりサンマだよね。秋の魚と書いて秋刀魚だもんなあー
この時期ぷりっぷりに脂がのってて、焼いた時の香りは全身をくすぐる。毛穴が全部開いてサンマをつかもうと手がにょきにょきって出てきそうだもんね。そしていよいよ焼きあがって、お皿にもって食卓へ。「いただきまーす」って言い終わる頃にはすでに箸でほじくった断片が目の前に。垂れそうな脂といっしょにぱくっといくと、お口の中がAutumn Paradise。
なんでサンマのやつはこんなにうめえんだこんちくしょー。しかもやたらと安いし。こんなやつがいるなんて世の中はなんて不公平なんだぁ。もうこうなったらやけくそだぁ。この秋はサンマを食いまくるぜーーーっ!まってろよサンマのやろう。今年は豊漁すぎて価格が下がりすぎて漁師さんが困ってるって話だけぇども、この俺様がサンマを超高級魚にしてやるぜえぇぇ!
秋になると、妙になつかしいというか、さみしいというか、そんな気持ちになる。生命力あふれる夏が終わり、世の中が静かに眠る冬がやってくるからなのか。それとも、近所の山を駈けずり回って、虫を捕まえたり、日が暮れるまで鬼ごっこをしていたり、そんな夏休みが終わってしまった寂しさが甦ってくるからなのか。とにかく、ふと立ち止まって空を見上げたり、誰もいないところで独り物思いにふけったり、そんなこと秋には多くなる。
そんな時に考えていることは、自分は自然の一部なんだろうかとか、散っていく葉っぱはどんな思いで散っていくんだろうかとか、そんなことが多い。現実の世界を離れ、夢の世界を流されているような感じ。自分で夢の世界を泳いでいるんじゃなくて、流されている。いや、流されているというより、流れに身を任せているっていうほうがいいかな。
そうしているうちに、急に何かに吸い寄せられていく。そこには自分が見落としていた何かが落ちていることが多い。それを掴んだ時、突然現実の世界への階段が見てくる。その階段を一段一段上りながら、さっきつかんだものと現実世界の接点を見つけていく。階段を上りきって現実世界に返ってきたとき、何か新しい発見がある。それは今抱えている問題を解決する手法だったり、自分の生活をより豊かにするアイディアだったり、今まで自分に足りなかった考え方だったり。それを持って家路に着くすっきりした気分が好きだ。
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・・。「○○の秋」っていう言葉はいっぱいあるよね。これって秋は物事にじっくり取り組みやすい季節だからだなんじゃないかな。春は生活が一変して対応するのに精一杯だし、夏は暑すぎ、冬は寒すぎ。やっぱり何かに熱中するには秋が一番。
ちなみに今年の僕は「整理の秋」にしたいなぁ。部屋は散らかり放題だし、パソコンの中身も整理したい。たまっている仕事もいい加減片付けたいしね。
みなさんも自分の秋を探してみてはいかがですか?