
今日は夕方から京都まではるばるライトアップされた紅葉見物に出かけた。予想以上にすごい人で、予定していた清水寺、高台寺は諦めたが、高台寺のすぐそばの円徳院にわりとすんなりと入ることができた。
円徳院は秀吉の妻、北政所ねねが老後を暮らしたことで有名である。北庭と南庭で紅葉を楽しめるのだが、なんといってもここの良いところは縁側に座ってゆっくりと紅葉を楽しむことができるところだ。1日、ボーっと座って紅葉を見ながら物思いにふけって歌でも詠んでみたいような雰囲気だった。残念ながらそこまでの時間も能力もなかったけれど。
今回の紅葉狩りは夜だったので、ライトアップされた紅葉だった。昔の人はこんな人ごみで紅葉観賞をすることはなかっただろうなあ、と少しうらやましく思う一方、こんなにきれいなライトアップを見られるのは現代人の特権でもあるなあ、と思った。
ところで、紅葉狩りというと紅葉をポキッと折って、取って帰ることだと思っている人が意外といることを知った。紅葉を観賞することが紅葉狩りでいいはずだよなあ。
春と秋は我が家の試練だ。我が家には何本もの桜の木があり、春は桜の花びら、秋には落ち葉が庭を埋め尽くす。絶頂期には一日に2度掃除してもやはり近所迷惑なほど葉っぱが落ちる。一見桜のある家は家から花見ができ、秋には紅葉が見えるという特権を持っているように見えるが、実はその裏には大変な試練が待ち構えているのである。花見も紅葉も本当にきれいなのはたった数日。でも掃除は何週間、何ヶ月なんだからたまらない。
今日も家族で庭掃除。終わったと思って後ろを振り返るとすでにヒラヒラと。オイオイ。。。全く腹が立つ。キリがない。これでもまだ落ち葉の季節は本格的とはいえない。これからだ。我が家の試練はまだまだ続く。
食欲の秋、スポーツの秋とか人はいろいろ言うけれど、私は今のところまだそういう気分にはなれない。なんとなーく体調がすぐれず、毎日会社にって仕事して帰ってくるのがやっと。今年の夏は特に暑かったのでその反動も大きいような気がする。
私は春も秋も一番よい季節なのにあまり盛り上がらない。昔、それは交感神経と副交感神経が入れ替わる時期だから、イライラしたり、体調を崩すんだよ、と聞いたことがある。冬は副交感神経が活躍し、夏になると交感神経が活躍するそうだ。医学的にどこまで説明できているのかは知らないが、きっと今の私も頭の中で副交感神経に交感神経と喧嘩をしながら?入れ替わっているのだと想像している。
今日はまだ少し残暑が残っているけれど、快晴でした。秋の空は高くて透明感があって大好きです。飛行機雲がスーッと伸びた空なんかは空想好きの私には最高です。
今日は幸いに仕事が少なくて、昼下がりにはお散歩したくなりました。川沿いを散歩してついでに昼寝でもできたらどんなに幸せだろう、と思ったけれど、実際にしたのは金庫整理…。窓すらないところで。春と秋が来ると外回りの営業さんがうらやましくなる今日この頃です。
この季節になると、夜、庭でいろんな虫の鳴き声がします。特に我が家の庭には10年以上前から鈴虫が生息していて、秋が来ると必ず鳴いています。鈴虫が住み着いたのにはわけがあります。
小学校のころ、家で鈴虫を飼っていました。当然、何週間かで死んでしまいました。そこで、鈴虫の死骸と一緒に土を庭に出しました。その土の中に鈴虫の卵が入っていたのか、翌年から毎年この季節になると鈴虫が活躍します。
せみの鳴き声はいかにも夏らしく、暑苦しいですが、鈴虫はいかにも秋らしく涼やかな声ですね。
まだまだ残暑は厳しいけれど、ようやく秋を感じるようになりました。秋が来ると毎年私は、大好きな額田王の歌が思い浮かびます。
冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山を茂(し)み 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては 黄葉(もみ)つをば 取りてそ偲(しの)ふ 青きをば 置きてそ嘆く そこし怜(たの)し 秋山我は(万葉集1-16)
天智天皇が「春山の花の艶と、秋山の紅葉の色、いずれが良いか競わせよ」と命じた時、額田王が答えた歌がこの歌です。
春もすばらしいけれど、色づいた木の葉を手に取ることもできるし、まだ青い葉が紅葉するのを心待ちにできる、そんな秋がやはり好きだ、という歌です。私も今、そんな気持ちで紅葉を楽しみにしています。
今年の9月からNHK交響楽団の音楽監督に引き受けたことから、ますます有名になったVladimir Ashkenazy。彼はもともとはピアニストで、私も何枚か彼のCDを持っていますが、彼のピアノはしつこさを感じさえず、それでいて情熱的でとても好きだ。私自身、昔はピアノを本格的にやっていたが、いつも彼のベートーベンの3大ソナタをきいていた。せっかく日本で音楽監督になったのだから、一度クラシックのコンサートにいこうかな、と思っている。
旧ソ連の生まれであるアシュケナージの数ある彼の作品のうち、やはり同じロシアの作家、ラフマニノフの協奏曲が私は一番おすすめです。
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